ドクターブログ たくさんの小さな光に囲まれて

「ターミナルケア 」の記事一覧

2011年12月19日 何があっても、クリスマスは巡り来る

 また、クリスマスの季節が来た。  3月11日の東日本大震災そして、それに続く母の死・・・・・。  人それぞれに、悲しみと喜びを織り交ぜながら、日々が過ぎ、季節が巡っていく。とりわけ、今年は私…

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2011年07月15日 自らのグリーフワーク その2

 今日が母の4回目の月命日です。母が亡くなってから、その日を起点にものを考えることが多くなりました。  時間が経ち、日々が過ぎて、前回書いたような身を切られるような痛みは軽くなってきました。 …

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2011年06月22日 自らのグリーフワーク 母の百日忌

 今日は母の百日忌。  百日忌は卒哭忌とも言って、泣くことを卒えて、気持ちを切り替えましょう。という意味らしい。  とはいえ、母に急逝された娘としては、気持ちが切り替わるのは何時のことだろうと…

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2010年03月03日 エルと母さんと看護師さんと

 広~~~い北海道の中の日本一広い町足寄町。一つの町なのに、面積は香川県と同じ広さ。 そんな町での訪問診療はほとんどドライブ気分で楽しいが経営的には見合わない。医師と看護師が車を走らせて30分でよ…

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2009年11月10日 死の臨床研究会に参加してきました

 名古屋で開かれた「死の臨床研究会」に参加してきました。  がん対策基本法が策定され、日本中の患者さんがひとしく癌の治療を受けられ、緩和ケアが受けられることを目指して、これまで以上に、様々な取り…

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2009年06月17日 山崎章郎先生の講演

 5月の末に5年越しのラブコール叶って、我妻病院の医療講演会で山崎章郎先生のご講演が行われました。  山崎章郎先生は日本のホスピス界を牽引してこられたお一人で、「病院で死ぬこと」などのベストセラ…

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2008年10月01日 地域で「命を支える」ということ

10月4日5日と死の臨床研究会の年次総会が札幌コンベンションセンターで開かれます。  そこで、「病院で死ぬということ」で医療界に大きな課題を投げかけ、ホスピスから地域ホスピスケアへと展開されてい…

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2008年09月28日 命を支える

 地域で医療を始めて20年以上が過ぎた。父の死によって突然予定外の「地域医療」への方向転換だった。元々は心療内科医になりたかった。心身医学会で若 手研究者へ与えられる「石川賞」も受賞したばかりで、…

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2008年09月28日 死の臨床研究会年次大会のお知らせ

10月4日5日 札幌コンベンションセンターで死の診療研究会年次大会が開かれます。札幌では8年ぶり。ぜひご参加下さい シンポジウムでは「介護施設でのホスピスケア」 パネルディスカッションでは「地…

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2008年08月15日 限りある命。だからこそ

 今日はお盆です。足寄町は花火大会と盆踊りが行われています。 我妻病院のデイ ルームには、一年のたったこの一日のために東を向いて大きなテラスと窓を作りました。休みなのに出てきてくれたスタッフと出…

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