父の死によって地域の医療を始めて25年が過ぎました。 医療冬の時代に患者さんを守り、スタッフを守り、なによりも「健康」をキーワードとして地域を支えるために、ホームケアクリニック あづまをもっとパワーアップさせていかなければと思っております。
この25年間地域医療に携わってきて出会った、様々な「ステキ」をこれからも皆様にお伝え続けたいと思っています。
おしっこが近くなる。夜何度も目が覚める。老眼で読みづらい。聞こえづらい。(聞こえないのではなくて、言葉の聞き分けが難しくなる)たまにむせる。あちこちが痛くなる。云々 診察室の「おじいさ…
芸能人の自殺のニュースが断続的に続いた。きっとそれに心を揺らされている人たちもいるのだろうと想像する。 これまで心療内科医として私は少なからず患者さんたちの「死にたい」に向きあってきた。そこで…(続き)
3月は私にとって、東日本大震災という自然の猛威の前に多くの命や財産そして生活を奪われた人々に心を寄せる月だったけれども、それにロシアによるウクライナ侵攻が加わってしまった。そして、4月も過ぎ5月に…(続き)
11年前のあの時から、3月は私にとって鎮魂の月になった。 未曾有の大災害の東日本大震災。繰り返される震災の報道に心を痛め、福島県白石の親戚のことを母と電話で話していた翌日、震災から4日後に母が…(続き)
独居の90歳越えの女性がいる。若くして夫を喪ったその方は巧まずして人に心を寄せることのできる素晴らしい方だ。だから、彼女の周りには常に人がいて、そして笑いが絶えない。とはいえ、その…(続き)
あけましておめでとうございます。 コロナ禍の中、多くの方々が感染の防御に自らを慎み、また医療・介護の職にある方々にはその対応に心を砕かれた一年が過ぎました。足寄という北海道の僻地であっても、昨年…(続き)