人と人とは会います。毎日、毎日たくさんの人と。それを出会いと呼ぶのか、単なる接触と考えるのかで、人生の輝きは変わるような気がしています。 私は医師として、毎日、患者さんと会っています。スタッ…
10月4日5日と死の臨床研究会の年次総会が札幌コンベンションセンターで開かれます。 そこで、「病院で死ぬということ」で医療界に大きな課題を投げかけ、ホスピスから地域ホスピスケアへと展開されてい…
地域で医療を始めて20年以上が過ぎた。父の死によって突然予定外の「地域医療」への方向転換だった。元々は心療内科医になりたかった。心身医学会で若 手研究者へ与えられる「石川賞」も受賞したばかりで、…
10月4日5日 札幌コンベンションセンターで死の診療研究会年次大会が開かれます。札幌では8年ぶり。ぜひご参加下さい シンポジウムでは「介護施設でのホスピスケア」 パネルディスカッションでは「地…
「にぽぽ」という地域医療の担い手を育成する後期研修プログラムを提供しているNPOがあります。 「地域医療の崩壊」などといわれていますが、昔から地域に医者が潤沢にいたことはありません。その理由…
今日はお盆です。足寄町は花火大会と盆踊りが行われています。 我妻病院のデイ ルームには、一年のたったこの一日のために東を向いて大きなテラスと窓を作りました。休みなのに出てきてくれたスタッフと出…
しばらくブログをお休みしていたら、けっこういろいろなところからチクリと背中を押していただいて、久しぶりのブログです。見ていただいていることがわかってうれしくもありました。 「忙」とは「心を…
数年前からターミナルケアの一環として「お悔やみ訪問」を行っています。私達の病院で亡くなられた方に亡くなった際の「お清め入浴」と四十九日の頃にお線香を持ってご自宅に伺う「お悔やみ訪問」を行っている…
2008年が明けた。「去年今年 貫く棒の ごときもの」という有名な句があるが、最近思うことは大切なこととは「貫く棒のごときもの」であるということ。 医療を取り巻く状況は年々悪化していく。後期…
11月11日は我妻病院が新築移転して5周年の記念日です。そして、それはまた、初代院長我妻茂治が当時無医村になろうとしていた足寄町で医院を開院してから75年目でもありました。 祖父である初代院長…