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2020年 初頭のご挨拶

カテゴリー:ご挨拶 更新日時 2020/01/01

 

 2012年 医療法人社団三意会は我妻病院から無床の在宅支援診療所ホームケアクリニックあづまと介護療養型老人保健施設あづまの里(50床)へと業態変換をしました。

 地域や高齢者を取り巻く状況が厳しくなる中、穏やかに暮らし、その人らしく最期まで豊かに生き抜けるために、私たちにできることは何かを考え抜いての決断でした。

 

 病院から老健へ、入院・外来診療から外来・訪問診療へ

 

 今、国が推し進めている地域包括ケアシステムの先駆けとも言える転換でしたが、疾病モデルから生活モデルへの転換には戸惑うことも少なくありませんでした。 

 患者中心医療を早くから実践していた自負はありましたが、訪問診療の本格化や老健における介護実践において、患者・利用者様の人権や尊厳や価値観に対する考え方が深く豊かになったように思います。そして、それを教えてくれたのはまさに私たちが向きあっている患者・利用者の方々であり、人権意識の高いスタッフの姿勢でした。

 医療の世界では患者中心ではあっても患者の安全のために医療者がその主体者で、在宅や介護の世界は患者・利用者の方々の価値観や尊厳こそがその主体であって私たちはその支援者にすぎない。

 医療の世界に長く身を置いてきた私にとって、8年経ってようやく「理解」から「真の実践」へとつながってきたように思います。

 

 私たちスタッフ一同、必要とされる喜びや成長を共にしながら、今年も地域の皆様とご一緒に歩んでいきたいと思っています。

 

 この町に三意会があって良かったと、スタッフ一人一人が「あなたに会えて良かった」と思っていただけるようなケアを実践し、その喜び誇りを積み重ねて2020年も走り抜けたいと思っています。今年もよろしくお願いいたします。

 

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