ナースブログ

防災訓練

カテゴリー:blogのこと 更新日時 2007/09/02

9月1日は防災の日。我妻病院では8月30日防災訓練を行った。夜勤帯での火災を想定してということで、発見者・消防への通報などは夜勤従事者に設定。前 日の午前中、外来のUさんが「事務が防災訓練の打ち合わせしてるんだけど、すごい真剣にやってるの!外来には資料ないんですか?」と師長室に駆け込んでき た。午後に資料を渡そうと思っていたが遅かったようだ。みんな意外に真剣なんだと思いつつ当日を迎えた。火災発見役のSさん、朝からソワソワ状態、ポケッ トから紙を出してはブツブツ言ったり。12時20分頃から患者役の職員がベッドに待機し始める。12時30分過ぎ非常ベルが鳴り響いた。Sさん監視盤の前 に行き、火災発生場所を確認、他のスタッフへ指示を出す予定。

ところが、火災発生場所確認までは良かったが,後はひたすら紙に書かれたセリフを読み続け (といってもセリフはたった2つだけだったのだが)、みんなの顔は見ずじまい。それでも消防通報、連絡網発信、患者の避難誘導とそれぞれが動き出した。担 架の代わりに毛布、シーツなどを使って避難、結局火災発生から7分で避難完了。その後放水と消火器操作を行い13時前にはすべて終了した。訓練とはいえ実 際非常ベルの音を聞くと、かなりの緊張感が走ることを実感。旧病院の時、キャンプ用のコンロを使用して本当にボヤを出した患者さんの家族がいた。スタッフ が消火器で火を消したが、後片付けがすごく大変だったことを覚えている。絶対起こしてはならない病院火災。訓練が役立たないことを祈りつつ。ところで本番 ではメモなんてないからね、Sさん。セリフはしっかり頭に叩き込んでててね!

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